今年90歳を迎えられたデール先生は、今年その90歳のお祝いをかねて来日を果たされ、神学校付属のデール・パストラル・センターのデール記念講演でご本人としてお話しくださったことはすでにご報告した通りだ。
先生は、この記念の年に信仰エッセイを書かれご出版なさいました。もちろん英語でお書きになられたのですけれども、先生の来日とご講演にあわせて急ぎ翻訳を完成させこれをおわけすることが出来た。
デール先生がこれまでの長い信仰生活と、現在も続けられている神学の学びの中で、90歳となられたからこそ、心に抱き、またお伝えになられたいと願ってお書きになられた珠玉のエッセイ。一つのエッセイが一頁におさまる短い文章だけれども、神との関係に心を置きながら、この世界の様々な問題について祈りをもって書かれたことがよく伝わってくる。懐かしい、優しい先生のお声やまなざしが、今も確かに主の声に応えて、ご自分を主と隣人に仕えるものとして供えていらっしゃるお姿が思い浮かぶようなエッセイだ。
内容は、次のような9章立てでそれぞれ約10ずつのエッセイ。
Chapter1. 神の探求
Chapter2. 神、この不可解なるもの
Chapter3. イエス・キリストという道
Chapter4. そのあなたが御心に留めてくださるとは人間は何ものなのでしょう?
Chapter5. 人格的な出会い
Chapter6. 自分の中にある霊と 聖なる霊との関係を大切にはぐくむ
Chapter7. その時、どのようにすべきか
Chapter8. まるでポプリのように
Chapter9. 終わり近く
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