2009-07-25

ヨアヒム・リングレーベン氏講演

去る7月13日月曜日、ルーテルの創立百周年記念の連続神学講演会が日本福音ルーテル東京教会で開かれた。講師はドイツのゲッティンゲン大学教授ヨアヒム・リングレーベン氏。「ルターの聖餐理解」について、現代的な視点をもって語られた。
ルターのリアル・プレゼンスの聖餐理解を、神の言葉によるリアリティーの問題とするユニークな視点を展開された。神の言葉が「語られる」とき、そこに神的リアリティーが創造されるという。

http://www.luther.ac.jp/news/090818/index.html

難解ではあったが、ポスト・モダンの神学ということを改めて考えさせられた、素晴らしい講演だった。

2009-07-11

救いをキリストにゆだねて

http://febcarchive.seesaa.net/article/122203911.html#more


7月10日に、FEBCの特別番組 今日を問う「今、自殺と向き合う」で自分が担当させていただいた「救いをキリストにゆだねて」 が放送された。
収録はもうしばらく前のことだったが、このテーマはほんとうに重たいテーマだ。型にはまった言葉ではなく、いま、目の前にいる一人ひとりにどのようにしてキリストを伝えることがきるのか。私が立っているのは課題の前ではなく、そこにたたずむ一人ひとり。

神学の学びが、机上のものにならぬように。

改めて 襟を正している。