2016-09-17

子どものためのグリーフ・サポート・グループ ファシリテーター研修会

 デール・パストラル・センターでは、「だいじな人をなくした子ども」と「だいじな人をなくした子どもの保護者」の集まりを主催しています。

(絵本「くまとやまねこ」(酒井駒子絵)から)

 大切な家族の一人を失うことは、生活も、心も、そして魂も大きく揺さぶられます。もちろん、それは大人も子どもも同じです。その哀しみ、喪失の深い空虚感、死についての恐れや不安などが癒され、大切な自分の一部が失われたような状況を、新しい自分として受け止め生きるには時間が必要なのです。そして、きっと静かにその自分をあらわして、受け止めてもらうことができたなら、新しい自分を生きていくための力になるでしょう。
 グリーフケア、悲嘆の癒しのための、このあつまりでは、子どもとは遊びを通して、その保護者の方とは語り合うことを通して、死を悼む自分に向き合う時間を持っています。
 その時間を提供するためのファシリテーター(その時間を過ごせるように準備し、共にその時を過ごす支援者)が足りません。そのために、少しその大切な働きを知っていただきながら、その働きを共に担ってくださる方を、研修によって育てていきたいと思っています。

そのための研修会のご案内です。(文責:石居)

研修日時:2016年10月22日(土) ・10月29日(土)10:00~17:00
会  場:ルーテル学院大学203教室
対象者 :定員10名
参加条件:①及び②が研修の参加条件となります。
①18~55歳までの方で、子どもに寄り添う活動に参加する気力と体力をお持ちの方。
②2日間の研修すべてに参加でき、グリーフ サポート活動(奇数月第4土曜日、年6回)に
関心のある方(この活動に加わっていただくときには、交通費が支給されます)。

*研修後に実践活動(子どもの集まり)参加希望者には面接(一人10分程度)を行います。

研修内容:
1日目
自らの喪失に気づく。
グリーフワークに関する基礎知識、子どもの死の理解と表現のし方等。

2日目
子どもと接するための大切な技法とその練習。
   
研修担当:
ダギーセンターモデルの研修を受けたグリーフサポート研究会のメンバーが行います。

参加費 : 5000円 (学生:1500円)  *当日、受付にてお支払ください。

当日の持ち物:筆記用具、昼食や飲み物を各自持参。動きやすい服装でおいでください。

問い合わせ先:atsumari.g.7830@softbank.ne.jp
申込先:
ルーテル学院大学事務管理センター内「グリーフ サポート研究会」メールボックス
又はatsumari.g.7830@softbank.ne.jpへ下記の内容をお届けください。こちらから、ご連絡いたします。

締め切り日:2016年10月8日  *締め切り後に担当者よりご連絡いたします。

                              日本ルーテル神学校 
                              校長  石居 基夫

http://www.luther.ac.jp/news/160920/index.html

1 件のコメント:

  1. この研修会、ルーテル学院大学・大学院卒業生には同窓会より研修費半額を補助していただけることになりました。どうぞ、ふるってご応募ください。
    よろしくお願いします。

    石居

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