例年は23日に行われるが、今年は秋分の日の祝日が22日なので、それに合わせた日程。
テーマは、感謝から奉仕へ。
(全体のプログラムは、以下のアドレスにアクセスしてください。)
http://www.luther.ac.jp/news/160721/index.html
今年、私たちルーテル学院、大学と神学校は、宗教改革500年を来年に控えそれを前祝いするように、大きな喜びと感謝に満たされています。
一つはこの学校の社会福祉教育が40年の歩みを重ねてきたことです。1987年に牧師養成のための神学大学・神学校に新しいキリスト教社会福祉コースが誕生しました。ルーテル教会は日本の地に宣教をはじめた時から教会とともに教育と福祉の働きを各地に作ってきました。神様が私たちすべてを愛し、生かされる福音を具体的にこの世において展開していくための教会の使命でありました。だからこそ、本学においても、牧師の養成ということに加え、福祉の分野に専門性と実践力を持つ人材を育て、送り出すことをその一つの使命としたのです。その歩みが40年。主に導かれてきたこと、すばらしい卒業生を送り出して来られたことを感謝したいのです。
もう一つは、本学のチャペルに新しいパイプオルガンが与えられたことです。これは、あるひとりの信徒の方が、音楽教師としてお働きになられたご自分の生涯に神様の愛をいただいたこと、その恵みの導きをルーテル教会を通して与えられたことに感謝して、オルガンのためにと大きな献金を本学にいただいたことがはじまりです。その思いに本学の後援会が賛同して全国の教会の皆さんからもお捧げをいただいて実現いたしました。これまでのオルガンは古くなって修理もままならなくなってきておりましたので、この新しいオルガンが与えられたましたことは本当に大きな喜び、感謝に絶えないことです。
今年の「一日神学校」は、この恵みをいただいてきたことに、まず深い感謝を表したいのです。そして、そこから新たに私たちの使命を確認して、神と世に奉仕する働き人を送り出していきたいのです。神様のみ業は、私たち一人ひとりに大きな愛を注いでくださいます。その恵みが私たちに働いて、新しい奉仕の業がうみ出されてくるのです。
今年も、どうぞ、この一日神学校においでください。
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