基調講演の最後の部分は、今日の礼拝改革の流れと、そこでの課題を考えた。礼拝は、現実の教会の宣教のコンテキストで具体的な課題がある中で、そこに必要な改革の目的を見いだしているからこそ、改革がなされていくものだ。初めにアメリカのルーテル教会での取り組みにおける課題を整理し、そして、いま私たちがどういう課題を見ているのかということを取り上げた。以下は、そのレジュメ。
4.私たちの礼拝改革へ
☆19〜20世紀 リタージカル・ムーブメント
☆現代の宣教の課題
ELW アメリカルーテル教会の新しい式文改訂
①宣教というコンテキストに基づいた教会と礼拝の理解
②エキュメニカルな交わりと神学的な対話
③現代という文脈の中で、神学的な課題
④信徒の礼拝への参与についての考えと実践
現代日本に生きる私たちの教会は、どんな課題の前にあるか?
(1)自分のためだけではなく、宣教的な視点で
次世代を考える
日本の文化・社会のコンテキストに生きる人々への招き
(2)洗礼・聖餐の敬虔は日本においてどう生きるか。
洗礼の意味
聖餐式での具体的な課題
(3)鍵の権能は
罪の理解と赦しの宣言
礼拝なかでの実践的な方法
(4)会衆に働き、会衆が働く礼拝
礼拝への信徒の奉仕ということだけではなく
礼拝を通した神の働きに生かされていく信仰
(5)教会の具体的な課題
新しいメディア ⇄ 複数の教会を一人または複数の牧師によって
小児陪餐・陪餐教育と初陪餐、堅信の実質的な意味
聖週間の礼拝
(6)エキュメニカルな流れにおいて
改訂共通日課の使用 (一致して「みことば」に聴く)
具体的な交わり 共に礼拝をする
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