毎年、日本ルーテル神学校は日本福音ルーテル三鷹教会との共催で、イースターヴィジルを祝う。今年も、4月19日(土)の夕6時から平岡仁子牧師司式、李明生牧師説教でこの礼拝がまもられる。
伝統的には、受難節の間に洗礼の準備を行い、このヴィジルで洗礼を与えられ、最初の聖餐にあずかることとされた。パウロが示したように、洗礼が主の死と復活にあずかる出来事であるのだから、この十字架から復活へと向かう「時」にこうした伝統が守られるようになったことも至極当然なことだろう。
聖木曜日の洗足礼拝、聖金曜日の受苦日礼拝、そしてこイースターヴィジルはキリスト教会の中で、もっとも大切にされてきた一連の礼拝だといってよい。洗足や受苦日は週日でも古くから日本でも守られてきたと思うが、ヴィジルの礼拝はそれほど定着しているわけではない。もちろん、伝統的な教会としてカトリックと聖公会ではよく祝われている。
それでも、すべての教会でではない。ルーテルでは、おそらくこの三鷹のチャペルで行われているのが唯一だと思う。
関心のある方は是非一度おいでいただいて、式文もお持ちかえりいただけると良いのでは。
この礼拝については、以前詳しく紹介したので参照されたい。
http://mishii-luther-ac.blogspot.jp/2012_04_01_archive.html
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