ディアコニア講演会の企画。
「大切な人を看取るために」
日時:2018年9月2日午後2時から4時
場所:特別養護老人ホーム ディアコニア(静岡県袋井市山崎5902-167)
主催:日本福音ルーテル新霊山教会
後援:社会福祉法人デンマーク牧場福祉会
私たちは、かつては大きな家族として何世代かが一緒に生活をともにして、老いや病でこの世の生涯を終えていく者たちを看取り、その死を受け止めてきた。そうして、今与えられている生の時間の限りあることも、またその時が来れば思いのままにならない不自由を経験しなけらばならないことがあることも、きっと自然に知ることだった。そうして、その命を生きる重みを知ってきたのだろう。
だから、いざ、自分の順番が来たときにも、自分の死を自然な中で受け取って来たし、看取ることも日常の中にそれを成し遂げて来たに違いない。
けれども、現代社会では様相は全く違っている。私たちにとって、私たち自身の「死」の姿は「病院」の中に委ねられ、隠されてきたのだ。死の覚悟もできていないし、看取るといっても、何をどうしたらいいのか、右往左往してしまう。
最期の時を、在宅で、あるいは施設や病院で過ごしていく家族に、私たちはどう向かい合うべきなのか。
ともに考え、学んでいきたい。
こうした、講演会の要請には、できるだけ応えていきたいと考えている。けれど、むしろそれぞれの現場での実践をともに研究したり、学んでいきたいと願っている。研究会のような形で、1年に一度でも企画したいということがあれば、ぜひに学ばさせていただければと、願っている。
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