卒業式を一週間後にひかえ、今日2月28日に、神学校では卒業聖餐礼拝が行われた。大学と合同で執り行われる卒業式とは違って、説教と聖餐によって神の礼拝に与る。10年ほど前から、神学校独自のものとして行われるようになった。この礼拝において、卒業する学生たちはそれぞれの教会の働きを通して、人々と主のみことばを分かち合い、ともに生かされる恵みを生きるように派遣されていく。
繰り返しになるようだけれども、今年、5名の卒業生が与えられ、4名が日本福音ルーテル教会へ、そして1名が日本ルーテル教団の牧師となっていく。
久しぶりに大勢の卒業生を送り出すことになったが、20代前半のものから50代後半のものまで、個性豊かな一人ひとりが、神様の呼び声に応え、その時の自分を主に委ねながら歩んできた。
この礼拝での江藤直純校長の説教では、今年相次いで天に召された、牧会・伝道者としての先達たちがあったことに触れ、彼らがその生涯を通して仕えた信仰を継承して、次の世代へと引き継いでいくようにと、仕えてくださった主に自らもまた仕えていくことに、大きな励ましを与えられた。
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