昨年の春、キリスト新聞社から創刊された新しい注目の雑誌。
Ministry(ミニストリー 2010年 01月号 [雑誌]
1月号を読んだ。牧師を応援する実践神学分野の雑誌。今月号の特集「『説教力』をみがく」。
編集主幹のひとり平野克己氏がこの特集をまとめられている。
神学校で説教学を教えられいる諸氏の一言は奥が深い。短い文章のなかに、説教者への心得が要領よくまとめられている。実際の牧師たちの一週間の説教への取り組みのドキュメンタリー風のレポートには若い牧師たちも励まされるだろう。なによりも、平野氏による説教の「赤ペン先生」は必見。氏の説教についての深い理解からなされる的確な指示は、説教作りに多くのヒントを与えてくれるばかりでなく、説教を語るということを改めて課題として受け止めさせてくれる。
昨年の10月雑誌の編集会議にも出させていただいたが、私と同世代の牧師たちが、日本中の牧師と教会を元気にしたいという熱いパッションで作っている。素直に、うれしい心になった。教派をこえて、この雑誌が日本のキリスト教界にあたらしい風をもたらすに違いないと感じた。
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