2015-07-23

第二回デール記念講演 加藤常昭氏「魂への配慮の共同体・教会」

 日本ルーテル神学校のデールパストラルセンター主催で行われるデール記念講演の第二回目。
今年は加藤常昭先生をお迎えして、「魂への配慮の共同体・教会」と題して講演をいただけることになった。
 2015年8月1日 (土) 13:00-15:00   
                  日本福音ルーテル東京教会にて





加藤先生は、日本基督教団の隠退牧師あられるが、説教塾を主宰され日本の説教学、実践神学に大きなご貢献をいただいていることはもちろん、クリスチャン・メラー氏編の『魂への配慮の歴史』全12巻の翻訳をはじめ、牧会学の分野においても大きなお働きをしてくださっている。
 すでに、メラーの翻訳を終えられて約十年。日本の社会も超高齢社会となり、また3・11をはじめとする災害を経験していろいろな意味で、私たちの生と死の現実に新たに向かい合うことになってきているように思う。
 ご自身の牧師として、また信仰者としての人生のあゆみを重ねられ、主の御言葉とその出来事に出逢われてこられた加藤先生が、今だからこそお話しいただける内容と期待している。
 神が与えてくださる恵み・慰めを分かち合う共同体・教会の働き、その使命をお話しいただけることだろう。


2015-07-19

主に信頼するいのち

ルーテル天王寺にて講壇奉仕。
「主に信頼するいのち」と題して、ルターの死生観に学ぶ講演・説教をさせていただいた。礼拝後の女性会での交わりでは、「日本人の死生観と聖書のメッセージ」を短く話したが、いつものように、会の後半は豊かに導かれて多くの方の証を伺うことができた。
それぞれに死と向かい合い、あるいはまた看取りを生きられて、思うところは主の恵みと支え。不思議な導き。信仰に生きる深い息吹を、今日も感じさせていただいた。こうして、牧師の方がかえって養われ、生かされていく。


この天王寺教会は、私が按手をいただいた礼拝堂。25年、牧師として召され、たてられ、用いられてきたが、それこそ、つくづくと神のみ業を思うばかり。
 主に信頼する歩みを重ねていこう。