2011年度の大学主催の専門職講座「いのちの倫理と宗教」。
今年が三回目です。福祉や医療、牧会などの現場で死に直面している人々に関わる専門職の方々のための講座。
http://www.luther.ac.jp/news/110901_03/index.html
毎年、仏教のお坊さんにも来て頂いて、キリスト教に限らずに宗教が「死」の問題に取り組んできた蓄積を現代の中でもう一度とらえながら、自分たちの身近なところでの「死にいく人々」への援助について深く学んできた。今年は、朝日新聞の「こころ」欄の元編集長菅原伸郎氏に来ていただく。
また、昨年に引き続いて、実際に現場で働いておられる方を招くこととした。山谷でのホスピスケアを実践する「きぼうのいえ」の施設長、山本雅基氏。
現代社会の中で、私たちが「死んでいくこと」の問題を深くとらえながら、ともに助け合う生き方を問い求めていきたい。