ルーテル世界連盟は、ガザにおけるハマスとイスラエルとの軍事的衝突について以下のような声明を公にしています。
不十分なものですし、この文体が相応しいかと悩むところもありますが、 とりあえず翻訳してみましたので、遅ればせながら、ここに記しておきたいと思います。
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10月11日に発表された声明の中で、LWFはイスラエルとパレスチナの民間人に対する全ての当事者によるあらゆる攻撃を非難し、民間人と民間インフラが標的にされていることについて重大な懸念を表明し、人質の解放を要求し、国際人道法を遵守するよう全ての当事者に要請しました。
2023年10月11日
ルーテル世界連盟の声明
ルーテル世界連盟(LWF)は、イスラエルとパレスチナにおける継続的な暴力の激化、特に民間人が標的となっていることに重大な懸念を抱いています。 LWFは、すべての当事者による民間人に対するあらゆる攻撃を明確に非難します。
LWFはハマスによるイスラエル国民に対する残忍な攻撃を強く非難します。 人質を取ることは容認されず、即時解放を求めます。
LWFはイスラエル軍に対し、国際人道法に従って行動し、交戦当事者ではない民間人の保護を優先するよう求めます。 一方の当事者による国際人道法違反が、他方の当事者による別の違反を正当化するものではありません。
ジュネーブ条約に定められた戦争規則は守られなければなりません。民間人を標的にすることは決して正当化されず、学校や病院などの民間インフラへの攻撃は容認することはできません。
ガザの人道状況は急速に悪化しています。 すでに数十万人が避難し、医療施設を含む基本的なインフラは破壊され、住民は逃げる場所がなくなっています。 避難を希望する民間人には安全な通行が保証されなければならず、援助が国民に届くよう人道回廊は遅滞なく開設されなければなりません。
LWFはイスラエルとパレスチナの両当局、そして国際社会に対し、ガザに閉じ込められ無力なパレスチナ民間人に緊急の救命支援を提供するため、国連や地域内の他の人道支援団体のアクセスを確保するよう要請します。
LWFは、この暴力の被害を受けたすべての人、悲しんでいる人々、恐怖の中で将来に希望を持たずに暮らしている人々とともにいます。
聖地の人々には平和が与えられるべきですが、それはイスラエル人とパレスチナ人の必要を満たし、聖地とその地域に長期的な安定をもたらす交渉によってのみ達成されるものなのです。