オンライン「一日神学校」へのお誘い
今年もルーテル学院は「一日神学校」をオンラインで開催いたします。日時は、9月23日午後1時半から、配信方法は、Youtubeでの限定ライブ配信となります。テーマは、『その人を支え、ともに生きるために〜「総合人間学」とは〜』。
昨年、新型ウイルスの猛威に襲われて以来、いまだに感染防止の大原則の中で、教会の礼拝も活動も大いに制限をされています。ルーテル学院でも大学、神学校ともに、学生は基本的には午後の時間だけキャンパスで授業を受けますが、オンラインでの授業も多く、またサークルなど学生活動も制限されたなかで学びを続けています。
こうした今のキャンパスの姿も知っていただくことも含めて、何よりここに集う交わりにこそ「一日神学校」の喜びがあることを思うと、三鷹に皆さんをお招きしたいのです。しかし、感染の状況はやはり深刻で、東京の緊急事態宣言等もいつ解除されるのかわからない現実を踏まえるならば、今年も「一日神学校」はオンラインでの開催とせざるを得ないと決断するに至りました。
現在、このURLで限定公開されています。
https://www.youtube.com/watch?v=n7yVPKuUJ8k
ルーテル学院大学が社会福祉教育を始めたのは1976年、今からちょうど45年前のこととなります。当時の間垣洋助学長は「福祉の仕事は、元来キリストがおこない、また弟子たちにこれをなすように命じた、教会の負うべき重大な使命」と受け止め、福祉分野への人材育成が神から与えられた使命としてこれ担うと言われました。もちろん、ルーテル教会が日本での宣教の始まりの時から、教会とともに福祉施設を作り、困難を持つ方々を支える使命を担ってきた取り組みがこの言葉を裏付けます。そして、この教育を支えるものは「神の愛された人間」についての福音的理解にあるのだと思います。社会福祉、臨床心理と大学の教育研究の領域が広がる中で、対人支援の専門教育において「総合人間学」と呼ぶものが求めていくところを、今年の「一日神学校」を機会に、共に問い学びたいと思っています。
開会礼拝に始まり、シンポジウム「ルーテルの総合人間学とは何か?〜共生の羅針盤を求めて〜」、そして、「神学生による神学校紹介」の三つのプログラムとなります。詳細や参加の方法などは学校のHPや別途ご案内をご覧ください。
皆様のそれぞれのご参加をお待ちしております。
(機関紙『るうてる』2021年9月号より
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