2018-09-22

2018年 子どものためのグリーフサポートを!!

 今年、全国で大雨や台風、地震などによって、多くの命が失われました。そして、遺された家族は大切な人を喪い、深い悲嘆を経験しています。表面的には、元気そうに片付けや再建に取り組んでいるようであっても、深い喪失の体験が心にも体にも経験したことのない痛みを残しています。ことにも、子どもたちは、一見すると今までと少しも変わらない無邪気さと笑顔を見せてくれるのですが、言葉にならない重い何かを心の奥にしまい込んでいるかもしれません。
 もちろん、自然災害ばかりではなく、病気や事故で愛するものを失うことは、誰にとっても大きなストレスとなります。小さな子どもたちは、元気でいることが喜ばれることを知っていますから、意識せずに普通の自分を取り戻そうとするのでしょう。けれども、ふとした時、涙がこぼれるし、力が出なくなったり、表情がなくなってしまったりします。
 デールパストラルセンターでは、こうした子どもたちのグリーフケアのためのグループ活動を行ってきています。http://www.luther.ac.jp/lutheran/news/20180402-03.html

 この集まりを継続するためには、専門的な眼差しを持って、この子どもたちを見守っていくファシリテーターが必要です。今年も、子どもたちのためのグリーフサポートのグループ ファシリテーターの研修会を行います。下記の要領をご覧ください。






2018-09-03

講演会『こころに重荷を負う人とともに』

今年、第5回になる、デール記念講演会のお知らせ。
 デールパストラルセンターでは、毎年一回、教会の牧会的な課題に関わる講演会を企画してきています。今年は、10月6日の土曜日の午後一時半から、日本福音ルーテル東京教会を会場にして開催致します。テーマは、『こころに重荷を負う人とともに』講演者には、カトリック・イグナチオ教会の主任司祭、英 隆一朗先生をお迎えいたします。


 現代社会のさまざまな課題やストレスは、わたしたちの日常における具体的な関係を傷つけ、またこころに大きな重荷を与えているように思います。わたしたち自身も悩みは多いし、心病む方々が教会を訪れることも少なくありません。また、わたしたちは、信仰的な問いや信仰ゆえの苦しさなども抱え込むものです。
 わたしたちが、どのようにこの「こころの重荷」に向き合い、また対応したらよいのか。共に学んでいきたいと思います。

http://www.luther.ac.jp/lutheran/news/20180821-01.html